タンクレストイレで理想の空間へ!リフォーム前に知っておきたいポイント

最近はショールームでも、スッキリとしたデザインで目にすることが増えたタンクレストイレ。
見た目がスタイリッシュで清潔感のある印象を与えるタンクレストイレですが、実際のところ「メリットもあれば、デメリットもある」のが本音です。
今回は、導入前に知っておきたい特徴や注意点、そしてリフォームの際に押さえておきたいポイントをわかりやすくまご紹介します。
タンクレストイレとは?まずは基本をチェック!

従来のトイレは、便器の後ろに「タンク」があり、水を一度ためてから流す仕組みになっています。
それに対して、タンクレストイレはその名の通りタンクがなく、水道直結で水を流すタイプのトイレです。
水圧を利用して一気に流す構造になっており、タンクが不要なため、見た目がスリムで掃除もしやすいのが特徴です。
代表的なメーカーでは、TOTOの「ネオレスト」やLIXILの「サティス」などが人気を集めています。
タンクレストイレのメリットとは?
タンクレストイレが人気を集めている理由には、デザイン性や清掃性、節水性能などの魅力があります。
ここでは主なメリットを3つ紹介します。
【メリット①】デザインがスタイリッシュで空間が広く見える

まず何といっても、タンクレストイレの魅力はデザイン性の高さです。
タンクがない分、全体のフォルムがすっきりしており、コンパクトで圧迫感がありません。
特に狭いトイレ空間では、視覚的に広く感じられるのが大きなポイントです。
また、壁付け手洗い器を別途設置することで、ホテルライクな高級感のある空間を演出することもできます。
「トイレをおしゃれにしたい」「インテリアにこだわりたい」という方にぴったりの選択肢です。
【メリット②】お手入れがラク!掃除のしやすさが格段にアップ

タンクがないことで、掃除の手間もぐっと減ります。
従来型のトイレでは、タンク周りや接合部の隙間にホコリや汚れが溜まりやすく、掃除が大変でした。
一方、タンクレストイレは凹凸が少なく、フラットなデザインでサッと拭くだけで清潔を保てます。
さらに、最近のモデルは「フチなし形状」や「自動洗浄機能」なども充実しており、お掃除の回数を減らしたい方や、日々の家事をラクにしたい方には特におすすめです。
【メリット③】節水性能が高く、環境にもお財布にもやさしい

最新のタンクレストイレは、少ない水量でもしっかり流せる節水設計になっています。
従来型のトイレでは1回あたり13Lほど水を使っていたのに対し、タンクレストイレでは4L前後で十分。
年間でみると、かなりの水道代節約になります。
さらに、節電機能や自動開閉機能など、省エネ面でも進化しています。
使い勝手だけでなく、環境への配慮がある点も嬉しいポイントです。
タンクレストイレのデメリットとは?
一方で、タンクレストイレには導入前に注意しておきたいポイントもいくつかあります。
後悔しないリフォームにするために、デメリットも理解しておきましょう。
【デメリット①】停電時に使えない場合がある

タンクレストイレは電気を使って水を流す仕組みのため、停電時には使用できない場合があります。
一部機種では手動レバーで流せるタイプもありますが、全機種対応ではありません。
災害時の備えとして、バケツで水を流すなどの方法を知っておくと安心です。
非常時の使用方法について、設置前にしっかり確認しておきましょう。
【デメリット②】手洗い場が別に必要になる

タンク付きトイレでは、タンク上部に手洗いが付いているのが一般的ですが、タンクレストイレには手洗い器がありません。
そのため、別途手洗い場を設ける必要があります。
壁付けタイプやキャビネット一体型など、デザインの幅は広がりますが、設置スペースや費用が追加でかかる点は注意が必要です。
ただし、「見た目がスッキリしておしゃれになる」と前向きにとらえる方も多く、最近ではこの点をデメリットと感じないお客様も増えています。
【デメリット③】設置できない場合がある

タンクレストイレは水圧を利用して流すため、水圧が十分でない住宅では設置できないこともあります。
特に、築年数が古い建物や、集合住宅の上階などでは注意が必要です。
また、既存の排水位置との兼ね合いで、リフォーム時に大掛かりな配管工事が必要になるケースもあります。
リフォームの際は、必ず専門業者による現地調査を行い、設置が可能か確認してもらいましょう。
【デメリット④】価格が高めで、修理費用も上がる傾向

タンクレストイレは最新機能が多く搭載されている分、本体価格が高めです。
また、電子部品を多く使用しているため、故障時の修理費や交換費もタンク付きトイレに比べて高くなる傾向があります。
ただし、長期的に見れば節水効果や電気代削減によってコストを抑えられることもあります。
デザイン性や清掃性といった「快適さ」を重視するか、初期費用を抑えるかによって判断すると良いでしょう。
タンクレストイレを選ぶときのポイント

トイレリフォームを成功させるためのチェックポイント
タンクレストイレを導入する際は、見た目だけでなく住まいの条件やライフスタイルに合うかをしっかり確認しましょう。
特に次のポイントを押さえておくと安心です。
- 水圧の確認:タンクレストイレは水道直結式のため、水圧が弱い建物では流れにくくなることがあります。
- 手洗いスペースの確保:タンクがない分、別途手洗い器を設ける必要があります。設置スペースや動線も考慮しましょう。
- 停電時の対応:非常時に水を流せるタイプかどうかを事前にチェックしておくと安心です。
- 予算のバランス:本体価格がやや高めなため、内装リフォームとの兼ね合いを見て計画するのがおすすめです。
また、トイレリフォームでは、床や壁の張り替えも同時に行うと仕上がりが一段と美しくなります。
最近では、防汚性や消臭効果のあるクロスやクッションフロアなど、トイレ専用の素材も増えています。
自分に合ったトイレを選ぶために
タンクレストイレとタンク付きトイレ、どちらにも魅力があります。
大切なのは、家族構成や使う人の年齢、掃除の頻度、デザインの好みなど、ライフスタイルに合ったタイプを選ぶことです。
私たち光南リフォームでは、現地調査から設置可能かどうかの確認、機種のご提案までトータルでサポートしています。
「うちでも設置できるの?」「費用感を知りたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
\ お気軽にどうぞ!! /
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